小中高校生の自殺者数

※厚生省「令和6年中における自殺の状況」






YOSS”は、学校現場に散在する客観的データを集
積し、
こどもたち全員をスクリーニングすること
で、
潜在的に支援を求めているこどもを可視化し、
身近な地域資源等の支援につなげる仕組みです。

なぜいじめはなくならない?
なぜ不登校はへらない?
なぜ虐待はへらない?
なぜこどもの自死はなくならない?

看過すべきでない困苦を抱えているにも
かかわらず、放置されている層
※児童相談所や警察、市町村の児童相談部署
(こども家庭センター等)が対応している層は
”氷山の一角”
貧困、虐待、孤立、いじめ、自殺、ヤングケアラーなど、こどもたちを取り巻く環境はますます厳しいものとなっています。
「だれひとりとり残さない」「こどもまんなか社会」が謳われ、 以前よりは地域資源も増えてきているものの
適切な支援・サポートが必要なこどもに届いていない現実があります。

※厚生省「令和6年中における自殺の状況」

※文科省「令和6年度児童生徒の問題行動、
不登校等生徒指導上の課題に関する調査結果の概要」

Society at a Glance 2024: OECD Social Indicators
「世話をしている家族がいる」と回答した割合
小学6年:6.5% 中学2年:5.7%
※令和7年度こども家庭庁「ヤングケアラー支援の現況」

※厚労省「国民生活基礎調査」2021年
OECD平均12.2%

教育行政では、令和5年3月に「COCOLOプラン」を策定し、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策」を宣誓。
以上の3つを念頭に、教育と福祉、学校と地域が連携して取り組むことが重要とされています。


YOSSは、児童生徒全員をスクリーニングすることにより、 課題が顕在化する前に支援に繋げることを目的とした日本初のシステムです。
STEP1~4のサイクルを学期に1回・年に3回の実施し、支援とその効果を測定し改善に繋げます。
出欠/遅刻早退などの客観データの集約と教職員の主観をデータ化
学術研究に基づいた統計データによる 支援の方向性の決定を円滑化させる
A:教職員の関与 B:地域資源の活⽤ C:専⾨機関の活⽤に分類し、⽀援の実施
次のスクリーニングで 取り組みの効果を測定
教員、養護教諭、SSW等教職員で 職員会議‧学年会等を活⽤し、 1学年15分⽬安で、 児童⽣徒全員を確認
全数から"気になる子"30%を ピックアップ
教員、養護教諭、SSW等 教職員や地域資源に詳しい専門家等で 校内委員会等を活用し、1事例10分目安で、 児童生徒の対応の方向性を決定
YOSSの取組により、 複数の教員が意識的に関与した結果

YOSSの取組により、 SC/SSWの関与が増加した結果

YOSSの取組により、 校内チーム会議を実施した結果
※「スクリーニング活用ガイド(2019)」
大阪公立大学山野子研究室より
2024年度YOSS導入校データより
YOSSクラウドサービスは、教職員の皆様の児童生徒への支援を、充実した機能でサポートします!

学校適応・問題行動、学習状況、発達・健康状態、家庭の経済状況等8領域43項目のデータを学期ごとに集計。 欠席日数などの客観データから、「身だしなみが気になる」のような先生の主観データまでを蓄積し、 支援の効果測定を数値に基づいて行うことが可能。

入力されたデータから熟練SSWの判断を判定提示。 ①校内チーム会議に挙げるべきかどうか ②支援の方向性として何を挙げるべきかの2つの判断を提示することで、 非熟練者でも検討することが可能になります。

児童生徒IDに紐付けたデータ管理で同じ市町村区内であれば、引越しなどの際のデータの引き継ぎが可能。 小1~中3まで9年間一貫のデータ蓄積が可能になります。 教職員の異動や児童生徒の引越しに左右されにくい情報連携を促進します。
YOSSクラウドサービスを利活用することで、以下の体制をスムーズに構築することができます!

担任教員だけでなく、各教職員が役割分担ごとにデータを入力、共同判定。サポートサービスでは、複雑化・多様化する課題への組織的対応力・解決力の向上と教員の業務負担軽減に欠かせない、学校内の専門人材や学校外の協力者と連携・協働する「チーム学校」の実現を具体的に援助します。

それぞれの地域に存在する官民のこども支援資源の所在と内容を管理可能。なかなか把握しきれなかった地域資源を一覧(データベース)化することで、具体的な支援方針の決定を強力に後押しします。
「YOSS®(Youngster's Obstacles Screening System)」は、
こどもたちの隠れたリスクに気付き、潜在的に支援が必要なこどもや家庭への適切な支援を行うことを目的に、
2018年に大阪公立大学の山野則子教授らが開発しました。

博士(人間福祉)
協創研究センター: スクールソーシャルワーク評価支援研究所所長
大阪府教育委員会スクールソーシャルワーク事業スーパーバイザー
日本学術会議連携会員
(公)世界人権問題センター・プロジェクトチームリーダー
専門分野は、こども家庭福祉(児童福祉)、スクールソーシャルワーク。
現在、文部科学省や自治体と協力して、人工知能を専門とする研究者とともに、AIを活用したこどもの貧困、いじめ、
児童虐待、ヤングケアラーなど見えにくい状況の早期発見と対応、未然防止のための学校におけるシステム開発、
仕組み作りに取り組んでいる。
2020年度 厚生労働科学研究費補助金 特別研究事業 「コロナ禍における子どもへの影響と支援方策のための横断的研究」、
2024年度 文部科学省委託「令和2年度スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの常勤化に向けた調査研究」
(代表 山野則子)ほか多数自治体からの委託を受けシンクタンクとして実践に繋がる研究をおこなっている。
地域のご状況に合わせた2つのプランをご用意
YOSS クラウドサービスサイトの利用
サイト活用動画の視聴
各種登録・設定作業のサポート
YOSSマイスター養成講座参加チケット
(年間8人分:16万円分)
YOSSサポート各種研修
YOSS導入研修
会議実施運営サポート
(スクリーニング会議/校内チーム会議)
年次振り返りサポート
YOSS クラウドサービスサイトの利用
サイト活用動画の視聴
各種登録・設定作業のサポート
YOSSマイスター養成講座参加チケット
(年間4人分:8万円分)
YOSSサポート各種研修
YOSS導入研修
会議実施運営サポート
(スクリーニング会議/校内チーム会議)
年次振り返りサポート
YOSSマイスター講座の現地出張開催
YOSS活⽤における効果分析レポート
※初年度はスタンダードプランは選ぶことができません。